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健康ワンポイントアドバイス
インフルエンザ
 インフルエンザとは、インフルエンザウイルスが、人から人へ、咳やくしゃみが飛び散り感染しておこる病気です。通常の風邪と違い伝染性が非常に強く、肺炎になったり、死亡したりするなど、重症化しやすいのが特徴です。ウイルスにはA・B・Cの3つの型があり、毎年「流行」を起こすのはA型とB型で、更に大流行を起こすのはA型です。また、ウイルスは少しずつ構造に変化が生じて流行します。そのためワクチンは、その年に流行するウイルスの種類を予測して作られます。
 流行シーズンは、日本では11月下旬ごろに始まり、1~3月がピークです。南半球では4~9月ごろがシーズンです。そして10~40年に一度、ウイルスが大きく変異することがあり、これが世界的な流行、すなわち「パンデミック」(1918年・スペインインフルエンザ、1957年・アジアインフルエンザ、1968年・香港インフルエンザ、2009年・新型インフルエンザ)となり、多数の死亡者が出ています。
 予防対策としては、まず普段からの規則正しい生活習慣が大切です。流行前(11月末まで)に予防接種を受けることや、流行したら、外出時のマスク着用や咳エチケット、うがい・手洗いの励行、室内の加湿などが大切です。
診断としては、近年外来で鼻汁を採取してその場で判定する方法がよく使われますが、感染していても陰性になる場合もあり、最終的な診断は、症状や流行状況から判断します。治療薬には、飲み薬・吸入薬・点滴薬がありますが、基本は十分な休養と睡眠、水分・ミネラル補給が大切です。
2013年10月1日発行 第1700号