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花粉症について
花粉症とは植物の花粉が原因で起こるアレルギーの病気のことです。
花粉の中でも風媒花(ふうばいか)という、風によって運ばれる花粉がその原因となります。この花粉を飛ばす植物にはスギをはじめ、いろいろな種類があり、花粉は種類により大きさや形、飛散する時期が異なるため、ほぼ一年中何かしらの花粉が飛散しています。
花粉が抗原となり、鼻腔(びくう)やのどの粘膜から体内に侵入して、粘膜を通過した抗原が免疫と関係する肥満細胞を刺激することで、ヒスタミンを中心とした化学伝達物質を放出し、知覚神経を刺激してくしゃみを誘発します。また、自律神経を刺激して分泌腺から鼻水を出させたり、ヒスタミン以外ではロイコトリエン・トロンボキサンという化学伝達物質の作用により、白血球の中で好酸球という種類の炎症細胞が集まり、鼻粘膜の炎症変化で鼻づまりが生じ、慢性化するのです。
主な症状は、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみがあり、それらは、くしゃみ・鼻水型と鼻づまり型に分けられます。
治療としては、内服薬・外用薬(点鼻・点眼)を組み合わせた対症療法が主体です。耳鼻咽喉科・内科・小児科・眼科を受診することが必要です。免疫療法としては、舌下免疫療法が注目され、今後期待されています。手術療法に関してはレーザー治療などの手術が可能である医療機関での相談が必要となります。
2013年4月1日発行 第1681号