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健康ワンポイントアドバイス
最近のワクチン事情
 ワクチン接種は、人の健康を感染症の脅威から守ることが目的で、社会免疫という観点からも大切なことです。日本は海外に比べ、ワクチン接種に関する制度が整備されていないため、私たちはワクチンで妨げる病気についてもっと知る必要があります。
 日本には現在16種類のワクチンがありますが、無料の定期接種は8種類のみで、江戸川区では任意予防接種として、ヒブ(インフルエンザb型)・肺炎球菌・子宮頸がんワクチンへの接種費用の助成を行っています。日本医師会は、「地域や収入に関係なくワクチンを希望する全ての子供たちが無料で受けられるように」と目標をかかげましたが、今もその達成には至っていません。区医師会でも、ワクチンの重要性を啓発し、定期接種としての実施に向けて努力していきます。
 現在、ポリオの生ワクチンから不活化ワクチンへの移行が進められていますが、生ワクチンによる副反応への不安が保護者に広がっていて、接種を受けない家庭が見受けられます。ただ、現在の接種により子どもの命が守られていることも確かです。
 米国では、ポリオワクチンの制度を変更する際に、国が明確な方針を定めたため混乱は生じませんでしたが、日本では野生ポリオの上陸の可能性があるにもかかわらず、明確な方針がありません。もし今、ポリオが流行したら取り返しがつきません。国が進めている不活化ワクチンへの移行は、早ければ早いほど子どもたちの安全・安心を確保します。
 みなさんの積極的なワクチン接種をお願いします。
2012年4月1日発行 第1645号