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スギ花粉症
今年もまたスギ花粉症の季節がやって来ます。スギ花粉症は、20歳代~50歳代では有症率が20%を超えており、今や国民病の一つとして定着しています。
スギ花粉は、例年2月中旬から飛散量が急増しますが、ヒノキの花粉症を合併することも多く、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、眼のかゆみをはじめ、喉の違和感、頭痛、腹痛、微熱、倦怠感、あるいは皮膚炎の悪化といった症状が5月ごろまで続きます。幸い今年の花粉量はそれほど多くないと予想されていますが、6割以上の患者は少しの花粉でも症状を訴えています。このため、花粉が飛散する前からの予防的治療を呼びかけていますが、やはり、症状が出てから病院に駆け込んでくる方が多いのが現状です。
花粉症の治療でよく使われるのが抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤ですが、眠気や口の渇き、めまいなどが出ることもありますので、車を運転するときなどは注意が必要です。
そのほか、ステロイド剤や漢方薬など、症状の程度や患者の生活習慣などを考えながら治療法を選択しますが、日常生活の中で花粉を近づけない努力も大切です。花粉が多く飛散する時間帯の外出はなるべく控え、やむを得ないときはマスク、メガネ、帽子などを身に付けて防ぎ、帰宅時は衣服の花粉をよく払い落とします。外に干した洗濯物や寝具の花粉もよくはたき、室内に持ち込まないようにします。洗顔やうがい、入浴時の鼻洗いも効果的です。外出の際は、花粉情報などを参考にしてスケジュールを立てると良いでしょう。
また、過労や睡眠不足になると症状が強く出る場合があるので、規則正しい生活を心がけ、ストレスを避けてリラックスするように努めましょう。酒・タバコなども控えましょう。花粉症の症状をおさえるには自己管理が大切です。
2007年2月1日発行 第1448号