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ワンポイントアドバイス
鳥インフルエンザ
鳥インフルエンザは、インフルエンザウィルスが鳥に感染して起きる病気です。ウィルスの宿主であるカモなどの水鳥では無症状ですが、ニワトリなどに感染すると下痢などの症状が見られ、死亡することもあります。
現在流行している鳥インフルエンザ(H5N1型)が鳥から人に感染するのは非常に稀ですが、養鶏などで日常的に鳥と密に接触することの多い東南アジアなどを中心に、過去3年間に10か国で232例の感染が報告され、うち134例が死亡に至っています。
また、現時点では人から人への感染はないとされていますが、タイなどで人から人への感染が疑われる報告があり、ウィルス自体も人に感染しやすいものに変異してきていることが危惧されています。
鳥インフルエンザウィルスが人に感染した場合の症状は、通常のインフルエンザウィルス感染と同様の、発熱、関節筋肉痛、咳などから、多臓器不全などの重症なものまで様々で、主な死亡原因は肺炎です。
現在行われているインフルエンザ予防接種は、鳥インフルエンザウィルスには効果がありません。予防には、従来のインフルエンザと同様に、手洗いとうがいを確実に行うことが大切です。また、抗ウィルス薬「タミフル」は、新型インフルエンザに対しても有効だといわれています。
なお、この時期は、通常のインフルエンザが流行する季節です。予防のため、インフルエンザ予防接種を受けることをお奨めします。
2006年12月1日発行 第1442号