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ワンポイントアドバイス
腸内細菌って何?
私たちが食事をすると、食べたものは胃や腸で消化・吸収され、その残りが便や尿として排泄(はいせつ)されます。便には消化しきれなかった食べ物のほかに腸の粘膜から剥がれ落ちた細胞や腸内細菌も含まれています。
この腸内細菌は腸管の中でも主に大腸の中に生息し、100種類以上、100兆個にもなります。
腸内細菌には、体に有益な「善玉菌」と有害な影響のある「悪玉菌」があります。また、どちらにも性質を変えることのできる「日和見菌」もあります。一般的に、善玉菌が増えると悪玉菌が減り、善玉菌が減ると悪玉菌が増えます。
腸内細菌のバランスは普段の生活での心配事や精神的疲労、暑さや寒さ、肉体疲労などのストレスに左右されます。病気や手術によるストレスももちろん影響します。大きなストレスを受けると、善玉菌が急速に減ってしまい、元に戻るには1週間くらいかかります。
悪玉菌が多いと病原菌に感染しやすくなり、逆に善玉菌が多いと腸内の病原菌が抑えられ、腸が健康になることで全身の健康維持につながります。また、腸のぜん動運動が活発になり、便秘が解消します。この善玉菌の代表的はものにはビフィズス菌、アシドフィルス菌、ガセリ菌があり、ヨーグルトやキムチ、チーズなどの発酵食品に多く含まれていますので、効果的に取るように心掛けましょう。
人間の持つ免疫機能の約60%は腸管に存在するといわれており、腸内細菌を整えることは腸管の免疫力向上につながり、健康維持に非常に重要です。
2018年10月1日発行 第1889号