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ワンポイントアドバイス
乳がんに注意(予防など)
乳がんとは、乳房にできる悪性のしこり(腫瘍)です。がんは大きくなると血管やリンパ管に浸み込み(浸潤)腫瘍細胞が全身に運ばれます。一部は肺、肝、骨、脳などの臓器に転移し、さらにそこで増大するとその臓器の機能を損ない、死へと至ります。がんが悪性と言われるゆえんです。
現在日本では、年間約8万人の方が乳がんに罹患(りかん:病気にかかること)しています。日本人女性の12~14人に1人が一生のうちに罹患すると言われています。30年前に比べると罹患率は約3倍になり、特に40~60歳代の増加率は著しくなっています。乳がんは先進国に多い病気で、米国では8人に1人の罹患率です。
主な原因は生活環境の変化であると考えられ、特に乳がんは女性ホルモンに大きく関わっており、高いレベルで長い間このホルモンに晒(さら)されている場合、乳がん発症の危険性が高いと言われています。具体的には、妊娠、出産、授乳の経験のない人、初潮が早く閉経の遅い人、肥満の人などが乳がんになりやすいと言われています。
乳がんの予防には偏った食事やアルコールなどを控え、適度な運動とダイエットを行い、十分に睡眠を取り、心身ともに健康であることです。乳がんは、マンモググラフィ(エックス線を使った検査)や超音波検査による乳がん検診を受けることにより、不幸にも乳がんに罹患した場合でも早期に発見することが可能な病気です。生活習慣に注意し、乳がん検診を受けるようにしましょう。
2017年5月1日発行 第1836号