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いぼ(たこ・うおのめとの違い)
いぼを簡単に表すと「皮膚にできる小さい突起物」です。最も多いのは、小さな傷からウイルスが侵入・感染してできるいぼですが、ウイルスの違いによってさらに種類があります。そのほかにも、首や脇などの比較的皮膚の薄い場所にできる「中年いぼ」や皮膚が少し硬くなり、次第に黒く盛り上がっていく「年寄りいぼ」があります。これらの中には、悪性のものもあるため注意が必要です。
ウイルス性のいぼと間違いやすいものに、たこ・うおのめがあります。これらは、そもそも原因が違い、一部の皮膚が圧迫され続けることによって皮膚が固くなるという単純な現象です。「ハイヒールだこ」「ペンだこ」に代表されるように、長時間または長期間、特定の場所が癖などよって圧迫し続けられることで皮膚の一部が固くなったり、厚くなったりする現象です。また、うおのめはたこの小さい物で、細かい刺激が続くことによって中心が固くなり、まるで魚の目の様に見えてしまうことから名付けられています。
たこやうおのめの主な治療は、患部を削るだけですが、ウイルス性のいぼの治療法は、マイナス196度の液体窒素を使い、それを患部に塗布して冷却するのが主流で、保険適用はこの治療法のみです。いぼの深さや、いぼができる場所によって治療期間が異なり、特に、足の裏の体重がかかる部分にできたいぼは大変時間がかかり、1~2年では治らす、数年に及ぶものもあります。皮膚に異変を少しでも感じたら、専門医を受診することが大切です。
2015年8月1日発行 第1769号