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健康ワンポイントアドバイス
尿路結石
 尿路結石とは、腎臓で作られた尿の成分が固まって結石となるものです。そのうち尿管結石は、腎臓と膀胱をつなぐ尿管に結石が詰まり、尿の流れが悪くなることで、七転八倒の苦しみで、起き上がれないほどの痛みを伴うことがあります。
 尿路結石ができる原因として、尿流停滞、尿路感染、高尿酸血症、長期にわたる寝たきりなどを挙げることができますが、ほとんどの場合は原因不明です。
尿路結石の約80%はシュウ酸・リン酸カルシウムなどのカルシウムを主成分としたもので、カルシウムと結びつき、吸収可能なシュウ酸を増やす脂肪などを多く摂取する、食生活の欧米化なども尿路結石の増加をもたらしていると考えられます。そのほか、尿路結石は夕食時間が遅く、就寝までの間が短い働き盛りの年代に多くみられます。その理由としては、尿中排泄物質の濃度が食後2~4時間で最高に達し、さらに夜間・就寝中の発汗などによる水分喪失により結石関連物質が濃縮され、結石形成につながることなどが挙げられます。
 カルシウム含有結石の場合、5年間で30~40%の人が再発するといわれていて、再発予防が重要です。そのためには、1日の尿量が2?くらいになるように、水道水やシュウ酸含有量の少ない番茶、麦茶、ほうじ茶などを摂取すること、バランスの取れた規則正しい食事を心掛けること、夕食は軽く、かつ、就寝4時間前までに済ませることなどの予防が重要です。
2014年8月1日発行 第1731号