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健康ワンポイントアドバイス
頻繁にせきをする子
せきはなぜ出るの?
 頻繁にせきが出て、毎月のように医療機関を受診するお子さんは少なくありません。せきが出るという症状は、喉(空気の通り道)に刺激があった時、その刺激の原因が肺にまで侵入して病気を起こさせないように、体の外に追い出そうとする、いわば体の自己防衛反応なのです。
 喉に炎症が起きれば、それは当然刺激になり、せきが出ます。これは病気の症状です。しかし、ほこりを吸い込んでせき込んでも、誰も病気だとは思いません。ほこりという刺激を体の外に追い出そうとする自然な反応です。

「気道過敏症」
 では、ほこりを吸い込んでいる訳ではないのに、頻繁にせきをするお子さんがいるのはなぜでしょう。
 それは空気の通り道(気道)の粘膜の刺激に対する敏感さに個人差があるからです。ほかのお子さんが何も感じないような微妙な変化でも、敏感に受け止めて刺激を感じるお子さんは、その刺激を外に追い出そうとしてせきをします。季節の変わり目や台風が近づいた時にせきが出るといった、特に敏感なお子さんは「気道過敏症」という状態なのです。

成長とともに和らぎます
 頻繁にせきをするけれど熱もないし元気も食欲もあるというお子さんは、「気道過敏症」なのかもしれません。しかし、この状態は成長とともに薄れていくものです。あまり病人扱いせず、「健康な子がせきをしている」と考えて、お子さんの成長を温かく見守ってあげることが大切です。もちろん、ひどいせきの時には、症状を和らげるため、医師に薬の処方などを相談しましょう。
2014年2月1日発行 第1712号