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| 医学メモ「禁煙外来」 |
昨年4月から特定の医療機関で禁煙の外来治療に健康保険が使えるようになり、今までの自由診療の治療費の約3割の費用で禁煙治療ができるようになりました。健康保険を適用できるのは次の条件をすべて満たした場合です。①1日の喫煙本数×喫煙年数が200以上。②ニコチン依存のスクリーニングテストでニコチン依存症と診断された方。③直ちに禁煙することを希望している方。④禁煙治療の説明を受け、治療を受けることを文書で同意した方。
たばこは様々な病気を引き起こします。中でも「がん」は、死亡率が最も高く、年々増加しています。また、脳卒中、心臓病の誘因となったり、一日中鼻チューブから酸素を吸わないと苦しくなる肺気腫を代表とするCOPD(慢性閉塞性肺疾患)という病気を引き起こします。更に、歯がもろくなったり、皮膚の老化を早め、母親の喫煙では、自然流産や子どもの体重低下、生後の発達・認知障害を生じさせます。
このようにたばこは体にとって害があるものですが、なぜ止められないのでしょう。たばこの煙の中のニコチンは、肺から一気に吸収され脳細胞に達し、ニコチン濃度がピークになると満足感を得ます。しかし約30分後、ニコチン濃度が低下すると、いらいらして集中力が低下してきます。つまり、ニコチンは麻薬や覚せい剤と同様に依存性を生じさせ、次のたばこを吸わなくてはいられない状態に陥らせるのです。
禁煙治療に用いられているのが、ニコチンを放出するパッチ(貼り薬)やガムです。これを使用すると、血中のニコチン濃度を上昇させ、たばこを吸わなくても済むようになります。
健康保険が適用できる禁煙外来医療機関については、かかりつけ医や江戸川区医師会、江戸川保健所などにご相談ください。また、東京都福祉保健局ホームページもご覧ください。
(http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kensui/tobacco/kin/k_chiryo.html) |
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