医学メモ「小児救急医療施設の利用法」
 医療施設の役割分担を知り、お子さんの急なけがや病気のときには、適切な医療機関で、一刻も早く受診しましょう。
救急体制と役割分担
 救急医療施設は、次の3つに分けることができます。
  ○外来治療を行う一次医療施設(医師会付属の夜間急病診療所や休日急病当番医)
  ○入院治療を行う二次医療施設(区内では東京臨海病院など)
  ○救命治療を行う三次医療施設(都立墨東病院など)
 一次医療施設ではある程度多くの人数の軽症患者を、二次・三次医療施設では少数の重症患者を診療するというように、役割を分担して連携し、効率良く診療できる体制を組んでいます。
救急医療施設の選び方
 症状を見極めて、医療施設を選びましょう。
  ○入院は必要ないと思われる場合(熱・咳・ぜん息・下痢・嘔吐があるが食事はいつもの半分以上は摂れている、かぜ・扁桃炎・手足口病・プール熱・風疹・水痘・おたふくかぜ・インフルエンザなど薬を処方してもらえばよさそうな場合)⇒かかりつけ医などの一次医療施設を受診する
  ○入院が必要と思われる場合(痙攣があった、息が苦しい、頻繁に吐く、ぐったりしているなど、点滴や酸素吸入などの入院処置が必要と思われる症状)⇒二次医療施設へ電話して、受け入れ可能かどうかを確かめてから受診する
  ○命に係わると思われる場合(意識がない、痙攣が止まらない、息が苦しく唇が青いなどの症状)⇒救急車で二次または三次医療施設へ
 ◎最近、一次医療施設で診療できる軽い症状の方が二次医療施設で受診するため、診療が滞る場合が多くなっています。救急医療施設間の役割分担へのご理解・ご協力をお願いします。